2014年12月28日日曜日

米国籍ETFの保有銘柄変更とその理由


ティッカー 名称 総資産額 経費率
1VOOVanguard S&P 500 ETF27,550,3780.05%
2VDCVanguard Consumer Staples ETF2,469,1810.12%
3VHTVanguard Health Care Index Fund4,205,4700.12%
4VIGVanguard Dividend Appreciation ETF21,404,1920.10%
5QQQPowerShares QQQ Trust, Series 141,311,9710.20%
6DBJPDeutsche X-trackers MSCI Japan Hedged Equity ETF619,6620.45%
7VWOVanguard FTSE Emerging Markets ETF45,522,6210.15%
8BBRCEGShares Beyond BRICs ETF290,3010.58%
9EMFMGlobal X Next Emerging & Frontier ETF137,7680.58%
※総資産額,経費率は2014年12月28日現在。


  • 米国大型株(VOO)
     大型株(VOO),中型株(VO),小型株(VB),全体(VTI)で迷ったが、過去1年,過去3年のパフォーマンスはVOOが最もよく大型株優位と思われるのでVOOにした。ちなみに過去1年ではVOO>VO>VTI>VB,過去3年ではVOO>VO>VB>VTIだった。バリュー,グロースは考慮せず。

  • 生活必需品セクター(VDC)
     生活必需品セクターと言えば,KXIかVDCかXLPだが,KXIはアメリカ以外の先進国株を含んでいるので除外。XLPは銘柄数40で少ない気がする。コストも安いのでVDCにした。

  • ヘルスケアセクター(VHT)
     IXJかVDCとXLVが選択肢だったが,VDCと同じ理由でVHTにした。セクター別というと生活必需品セクターが注目されるが,VDCとVHTとでは,過去1年,過去3年,過去5年のいずれでもVHTのパフォーマンスが上回っている。ちなみに過去1年ではVHT>VDC>VOO,過去3年ではVHT>VOO>VDCだった。

  • 配当成長株(VIG)
     SDYとVIGが選択肢だったがコストの安いVIGにした。SDYの25年連続増配という条件は厳しすぎるような気もする。すでに保有している。

  • ナスダック指数(QQQ)
     ナスダック指数に投資をするのは単純にイノベーション企業が好きなので。均等加重のQQEW,QQQEもあるようだが,オーソドックスなQQQにした。すでに保有している。

  • 日本株(DBJP)
     為替ヘッジ付きの日本株ETFとしてはDXJが選択肢になるが,スマートベータ的なものには手を出しにくいので除外。総資産額は少ないものの,ベンチマークも普通でコストが安くDBJPにした。

  • 新興国株(VWO,BBRC)
     EEMも選択肢としてあったがコストの面からVWOにした。また現時点ではBRICSよりも,それ以外の新興国に魅力を感じることから,BBRCにも投資する。すでに保有している。

  • フロンティア株(EMFM)
     FMも選択肢になったが,中東国,金融業への偏りからコストの高さから除外。フロンティア国らしい国に投資していること,コストも我慢できる程度であることからEMFMにし,すでに保有している。もっとも,FMの中東偏重は,今年の構成国の入替えに解消しているらしい。

2014年12月27日土曜日

資産運用状況(2014年12月26日時点)


  • 12月第4週は179万円の資産増。12月1か月では530万円の資産増で,月初のつまづきを最後まで引きずって苦戦した。

  • 今週は為替相場が動かないので,来年に向けて米国籍ETFの銘柄入れ替えについて考えた。REITや債券も検討したが,少なくとも来年いっぱいは,グレートローテーションを信じて株式のみで運用する。

  • 構成は米国株:新興国株:日本株で6:3:1とする。アメリカ以外の先進国株についてはドル高で価値が目減りするので取りやめ。ロシアやブラジルの状況を見ると新興国株もしばらく軟調と思われるので,従来よりも比率を減らし,減らした分はヘッジ付で日本株に投資する,遊び心で。

  • 米国株はVOO,VDC,VHT,VIG,QQQを2:1:1:1:1の割合で,新興国株はVWO,BBRC,EMFMを2:1:1の割合で,日本株はDBJPを保有する。詳細は長くなるので別エントリーで。

  • 年末までにETFに60万ドルの投資をするのが来年の目標。


口座 分類 投資額 評価額 損益 備考
1 新生銀行 円預金 700 700 0
2 シティバンク 外貨預金 1750 1797 47
3 ソニー銀行 外貨預金 -50 1488 1538 外貨預金,外貨MMF,FX
4 SBI証券 外貨債券 1000 1395 395 米国国債,豪ドル建公債
5 IBLLC 外国株式 1600 3878 2278 米国籍ETF,FX
6 YJFX FX -1000 1205 2205
7 KABU証券 NISA口座 100 105 5 金ETF(1540)
8 法人出資金 出資金 2000 2000 0 経営する法人への出資,貸付
合計 6100 12568 6468
※金額の単位は万円。投資額は当該口座に入金した金額から出金した金額を差し引いた金額。投資額がマイナスになっているのは入金額よりも出金額の方が多いため。

2014年12月23日火曜日

為替ヘッジ付の日本株ETF


  • ふと,日本株ETFを買ってみようかという気になった。日本株は円安によって価値が目減りするので敬遠していたが,為替ヘッジ付の外国籍ETFを買えば,外貨建て資産と同じように扱えると思ったので。もし経費率の低いものがあればと思って探してみることにした。

  • 現時点で日本株を対象とする米国籍ETFは次の19銘柄の模様。このうち為替ヘッジがされているのは,名称から判断してDXJ,DBJP,HEWJ,DXJS,DXJR,DXJF,DXJT,DXJC,DXJHの9銘柄だろう。

  • このうち総資産額や取引高からするとDXJということになるが,DXJのベンチマークはウィズダムツリーの独自指標とのことで,もっとオーソドックスなものがよい。資産総額は少ないものの,経費率が0.45と低いのでDBJPに惹かれる。


ティッカー 名称 総資産額 経費率
1EWJiShares MSCI Japan Index Fund14,710,4100.48%
2DXJWisdomTree Japan Hedged Equity Fund11,494,9140.48%
3DBJPDeutsche X-trackers MSCI Japan Hedged Equity ETF619,6620.45%
4HEWJiShares Currency Hedged MSCI Japan ETF292,2400.48%
5DFJWisdomTree Japan SmallCap Dividend Fund270,7850.58%
6SCJiShares MSCI Japan Small Cap Index Fund129,8250.48%
7NKYMAXIS Nikkei 225 Index ETF105,2960.50%
8DXJSWisdomTree Japan Hedged SmallCap Equity Fund99,6650.58%
9ITFiShares S&P/TOPIX 150 Index Fund73,4550.50%
10JSCSPDR Russell/Nomura Small Cap Japan ETF60,0130.55%
11FJPFirst Trust Japan AlphaDEX Fund38,8030.80%
12DXJRWisdomTree Japan Hedged Real Estate Fund29,1390.43%
13JPPSPDR Russell/Nomura PRIME Japan ETF25,7100.50%
14JPMViShares MSCI Japan Minimum Volatility ETF10,0220.30%
15QJPNSPDR MSCI Japan Quality Mix ETF5,8720.30%
16DXJFWisdomTree Japan Hedged Financials Fund4,8380.43%
17DXJTWisdomTree Japan Hedged Tech Media & Telecom Fund4,0200.43%
18DXJCWisdomTree Japan Hedged Capital Goods Fund1,3020.43%
19DXJHWisdomTree Japan Hedged Health Care Fund1,2780.43%
※総資産額,経費率は2014年12月23日現在。

2014年12月20日土曜日

資産運用状況(2014年12月19日時点)


  • 12月第3週は714万円の資産増。先週の減少分を取り返すには至らず。

  • ユーロドルは,週足のMACDでDCが視野に入っていてそろそろ調整があるかも。ユーロドルが調整局面に入れば,それ以外のドルストレートも調整するだろう。

  • 海外ETFの保有銘柄は,VT,VSS,VIG,VB,QQQ,VWO,BBRC,EMFMの8銘柄だが,このうちVTとVSSは売却することにし,かわりにVOO,VDC,VHTあたりの購入を検討している。

  • VTとVSSはアメリカ以外の先進国もカバーしているが,為替ヘッジはしていないだろうから,ドル高傾向がしばらく続くであろうことを考えると,ドル建てでは米国株に比べて不利だと考えられるため。

  • 一方で長期的な成長率では,新興国が先進国を上回るであろうから,VWO,BBRC,EMFMはこのまま買い進めることにする。VT,VSSを売却すると,保有銘柄は米国株ETFと新興国ETFにきれいに別れ,比率は米国株:新興国で6:4になる。

  • アメリカ以外の先進国株はしばらくは保有しなくていいだろう。VTあたりは何年か先に国内の証券会社で買ってみようかな。


口座 分類 投資額 評価額 損益 備考
1 新生銀行 円預金 700 700 0
2 シティバンク 外貨預金 1750 1785 35
3 ソニー銀行 外貨預金 -50 1379 1429 外貨預金,外貨MMF,FX
4 SBI証券 外貨債券 1000 1389 389 米国国債,豪ドル建公債
5 IBLLC 外国株式 1600 3803 2203 海外ETF,FX
6 YJFX FX -1000 1228 2228
7 KABU証券 NISA口座 100 106 6 金ETF(1540)
8 法人出資金 出資金 2000 2000 0 経営する法人への出資
合計 6100 12390 6290
※金額の単位は万円。投資額は当該口座に入金した金額から出金した金額を差し引いた金額。投資額がマイナスになっているのは入金額よりも出金額の方が多いため。

2014年12月13日土曜日

資産運用状況(2014年12月12日時点)


  • 12月第2週は1033万円の資産減。雇用統計後の調整を予測していたのに,雇用統計が良すぎたせいで迷いが生じて対処できず,まともに影響を受けた。

  • 調整に合わせてドル売りを仕掛けようと思っていたのにできず,もうけ損なった。というよりは,懸案事項であった調整局面での対処に失敗したことが残念。

  • 衆議院選挙の結果は織り込み済みだが,FOMCではフォワードガイダンスが変更され,ドル買いが再開するのではないだろうか。もっとも年明けくらいから再び調整局面ではないかと予想する。

  • 原油安がどのような影響を及ぼすのかはいまいちよく分からない。ドル高とあいまって,新興国ショックを引き起こす可能性もあるのでは。その際に,ペトロブラスが引き金になりそうな気がしているが,決算発表はどうなったのだろう。

  • 2014年は,資産運用については臨界点を越えた感じ。本業もそれなりに順調だったが,年間を通して精神的には辛かった。いや,精神的な辛さというのは近年ずっと変わらないのかも。自分が弱くなった感じだろうか。


口座 分類 投資額 評価額 損益 備考
1 新生銀行 円預金 700 700 0
2 シティバンク 外貨預金 1750 1777 27
3 ソニー銀行 外貨預金 -50 1306 1356 外貨預金,外貨MMF,FX
4 SBI証券 外貨債券 1000 1389 389 米国国債,豪ドル建公債
5 IBLLC 外国株式 1600 3208 1608 海外ETF,FX
6 YJFX FX -1000 1188 2188
7 KABU証券 NISA口座 100 107 7 金ETF(1540)
8 法人出資金 出資金 2000 2000 0 経営する法人への出資
合計 6100 11677 5577
※金額の単位は万円。投資額は当該口座に入金した金額から出金した金額を差し引いた金額。投資額がマイナスになっているのは入金額よりも出金額の方が多いため。

2014年12月6日土曜日

資産運用状況(2014年12月5日時点)


  • 12月第1週の資産増は670万円で7週間連続の増加。

  • 早ければ雇用統計後に調整と予想していたが,ドル円は高値を大幅に更新し,日足のMACDもGCしたので,年内の調整はなくなったのではないか。ドル円は年内124円まであるかもしれない。

  • 年内に法人に500万円を出資し,ふるさと納税で100万円を寄付する。

  • 現在使用しているFX口座は,YJFX,ソニー銀行,インタラクティブブローカーズの3つ。しかし,下記の理由により,来年以降はセントラル短資とくりっく365をメイン口座にする予定。シティバンクからセントラル短資にドル資金を送金する準備を開始。

(FX口座を変更する理由)

  1. インタラクティブブローカーズは海外口座で税制面で不利なため,FX口座としての使用はやめて海外ETFの運用のみを行う。もっとも,保有できるポジションは最も大きいので,想定外の円高局面が発生した場合のリスクヘッジに使用する。

  2. ソニー銀行は,両建てに制限があるため(両建てをするのに二重に証拠金がかかる)のでFX中心の運用は止め,外貨預金,外貨MMFでの運用に戻す。調整局面などでのみFXに使用する。

  3. YJFXについても,両建てに制限(両建てをするのに二重に証拠金がかかる)があるので,FXのメイン口座としての使用は止める。ただし,現引や送金などの使い勝手はよいので,サブ口座として使用は続ける。

口座 分類 投資額 評価額 損益 備考
1 新生銀行 円預金 500 500 0
2 シティバンク 外貨預金 1700 1761 61
3 ソニー銀行 外貨預金 350 1952 1602 外貨預金,外貨MMF,FX
4 SBI証券 外貨債券 1000 1411 411 米国国債,豪ドル建公債
5 IBLLC 外国株式 1700 3911 2211 海外ETF,FX
6 YJFX FX -650 1669 2319
7 KABU証券 NISA口座 100 107 7 金ETF(1540)
8 法人出資金 出資金 1500 1500 0 経営する法人への出資
合計 6200 12811 6611
※金額の単位は万円。投資額は当該口座に入金した金額から出金した金額を差し引いた金額。投資額がマイナスになっているのは入金額よりも出金額の方が多いため。